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2010/03/04

メニアマニア (1)


Menhir du Champ-Dolent

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Menhir  (カタカナでは“メニール”または“メンヒル”と表記するが、実際の発音は“メニア”に近い)
先史時代の直立巨石 (英)Megalith
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何を隠そう私はメニアが大好き。
どこそこにメニアがあると聞けば見に行かずにはいられない。メニア本も持っている。

ブルターニュ地方にはあちこちにメニアが点在する。
大抵は田舎、たとえば誰かんちの麦畑のど真ん中とかにドーンと立っていたりする。

いつ誰がどんな目的で立てたのか、あまり詳しいことはわかっていない。
というか、そんな不思議なものがその辺にあるというのに、みんな割とそっけないのだ。

立てられた時期の推測も「少なくとも3千年以上前」という記述から、「6~7千年前でしょう」というものまでホントまちまち。
きっとこういう研究ってお金でないんだろな。。。

でも、最大のもので高さ20m、重さ330トンの巨石がそんな大昔に(どんな技術をもってしてやら)おっ立てられたなんて、尋常じゃないロマンを感じるじゃーないですか。
あぁ考えるだけで鼻血がでそうになってしまう。


先週行ったメニア(写真)は、ブルターニュ地方で最大級の9.5m。
後付けされた伝説では、このメニアは毎世紀1インチずつ地面に沈んでいき、完全に地上から消えたときが世界の終わりと言われている。
てことは、世界の終わりはまだまだ先だな(笑)