2010/06/14

スイミー

Piscine Saint-Georges

今月に入ってから暑い日が(ちょこっと)続いたのも手伝って、プール通いを始めた。
最近運動不足だったし、これを機に習慣にしようと思い、2~3日に一度のペースで通っている。

海では「河童 ( ゜Θ゜)」と形容されるわたしだが(笑)、久々の淡水はなかなか浮かないものだ。1時間弱で2000メートルほど休み休み泳ぎ、心地よい疲れとともにぶらぶら帰宅する。

いつも行っているプールは、古くて少々こぢんまりとしているけれども装飾がなかなか美しく、愛着の湧くスポットである。フランスで一番最初につくられた温水プールなのだとか。サウナやお風呂(ジャグジー?)もあるらしいが入ったことはない。


19世紀後半~20世紀前半にレンヌを中心に活躍したモザイク職人一家オドリコ(Odorico)が内部のタイル細工を手がけたことでも知られている。ちなみに外側入口周辺のモザイクは別の作家によるもの。

ぱっと見何の施設だかかわかりにくい外見。内部もかなり渋い造りになっている。
プール脇にずらーっと小さな個室(着替え & 荷物置き用)が並んでいて、プール使用者は一人一室キープできる。そして鍵は全室共通の1個のみ(交代で使う)というおおらかさ ^^;

プールは水色のタイルが美しく、夕方に行って泳いでいると窓から差し込んだ光が水底に映ってなんとも幻想的である。

水泳帰りに近くの公園を抜けて爽やかな風にあたる時間も、いまでは欠かせない日常の瞬間となりつつある。

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