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アルプス旅行から帰ってから割とすぐ、相方の地元(フィニステール県)に行っていた。
今回は母方のおばあちゃん(マミー)の家にお世話になり、マミーが近くの半島に持っているキャンプサイトでキャラバンにも泊まってきた。
マミーが育った場所はフィニステールの西の端っこ、フランス北西部の突端にあり、近くに大きな軍港があるため、かつては重要な戦略地としてドイツ軍に占拠された悲しい歴史を持つ。
今でも海岸沿いのあちこちに砲台跡や塹壕跡が残っている。
美しいはずの少女時代を戦争で塗りつぶされ、早くに両親を亡くしながら幼い弟を育てつつ疎開を繰り返し生き抜いたマミーは、今でも背筋がしゃんと伸びていて目茶目茶強い。
マミーの家へ行くといつも出されるのが、ブルターニュ名物のガレット(そば粉のクレープ)と、ブルトンの家庭のおやつ ル・ファー。
今回もたらふく食べてきた♪
ついでにキャンピングでル・ファーを作ってくれたので、作り方もばっちり習得!
覚書としてここに書いておきます^^
**Recipe**
ル・ファー・ブルトン(Le Far Breton)
材料(深めの20cmココット皿1台分。約6人分)
* 薄力粉 120g
* 砂糖 120g
* バニラシュガー 1/2サシェット
* 卵 3個
*牛乳 500cc (沸騰しない程度に温めておく)
塩入りバター 大さじ3杯 ←ブルターニュのバターは塩分が強いので、普通のバターなら更に塩を1~2つまみいれると良いです
種抜きプルーン (15~20粒くらい。水でさっと洗っておく)
作り方
1. オーブンを200度に予熱しておく。
2.ボウルに*印のついた材料を上から順に入れながら木べらでよく混ぜ合わせておく。
3.オーブンが温まったらココット皿にバターを入れ、オーブンに入れてバターを溶かし皿の底部にのばしておく。
4.(2)の液をココット皿に流し込み、プルーンをぽちゃんと入れてオーブンで30分ほど焼いたら出来上がり♪
よく冷まして召し上がれ♪(写真はそのうち^^;)
・・・で、キャンピングにオーブンがあるのかというと、あるんですよそれが。。
普通に小奇麗な生活が送れる程度の設備を完備する、それがフランスのキャンピングスタイル!
キャンプにはトレーラーに家財道具を山ほど積んで出かける。
相方曰く、キャンプはフランスの伝統文化(?)だそうです。
なんのこっちゃ^^;
2010/05/26
借りぐらしなセシル・コルベル
Le vent m'emporte (風が私を運んでゆく) / Cécile Corbel
今暮らしているブルターニュ地方は、古くからケルト文化が根付いている国である。
相方の出身地、アイデンティティでもあるため、この土地には個人的に縁と愛着を感じている。
ブルターニュの言語や人、ものは「ブルトン(Breton)またはブレイズ(Breizh)」と呼ばれる。
残念なことに、フランス革命後にこのような地方言語はひどく迫害され(ブルトン語しゃべったら牢屋行きとか)、今では田舎のほんの一握りの人にしか使われていない(話す人に会ったことすらないが)。
現代になってブルトン語復興運動なんてのもちらほらあるが、一度絶えかけた言葉をカムバックさせるのは容易ではない。それも人の歴史の業とはいえ、悲しいことである。
そんなブルターニュの伝統を受け継いでケルトの美しい音色を奏でるのが、ブルトン人歌手でケルトハープ奏者の セシル・コルベルさん。
彼女の旋律は美しくて強くて悲しい響きがする。
言葉が分からなくても日本人の心の琴線に触れるなにかがある。
この夏のジブリ映画 「借りぐらしのアリエッティ」 で彼女が主題歌と音楽を手がけると聞き、軽く驚いた。
しかし素晴らしいカップリングである。
それに、フランスで細々と続くブルトン語の歌い手の音色が、これからは日本でも生き始めるのだ(借りぐらしは日本語で歌うのだろうけど)と思うと、不思議で面白い。
たくさんの日本人に彼女の歌が届くといいだろう。
そして彼女が日本で何か面白いものを発見してくれたらいいだろう。
2010/03/04
メニアマニア (1)
Menhir du Champ-Dolent
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Menhir (カタカナでは“メニール”または“メンヒル”と表記するが、実際の発音は“メニア”に近い)先史時代の直立巨石 (英)Megalith
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どこそこにメニアがあると聞けば見に行かずにはいられない。メニア本も持っている。
ブルターニュ地方にはあちこちにメニアが点在する。
大抵は田舎、たとえば誰かんちの麦畑のど真ん中とかにドーンと立っていたりする。
いつ誰がどんな目的で立てたのか、あまり詳しいことはわかっていない。
というか、そんな不思議なものがその辺にあるというのに、みんな割とそっけないのだ。
立てられた時期の推測も「少なくとも3千年以上前」という記述から、「6~7千年前でしょう」というものまでホントまちまち。
きっとこういう研究ってお金でないんだろな。。。
でも、最大のもので高さ20m、重さ330トンの巨石がそんな大昔に(どんな技術をもってしてやら)おっ立てられたなんて、尋常じゃないロマンを感じるじゃーないですか。
あぁ考えるだけで鼻血がでそうになってしまう。
先週行ったメニア(写真)は、ブルターニュ地方で最大級の9.5m。
後付けされた伝説では、このメニアは毎世紀1インチずつ地面に沈んでいき、完全に地上から消えたときが世界の終わりと言われている。
てことは、世界の終わりはまだまだ先だな(笑)
2010/03/02
モン・サン・ミシェル湾の風景
Bai du Mont St-Michel
嵐の海を見るのが大好きな私たち夫婦
嵐が来ると、どちらからともなく「海を見に行こうか」という気になる
先週の嵐の朝。窓の外を眺めながら「モン・サン・ミシェル湾~カンカール~サン・マロ」辺りかなーなんて言いながら、さくっとドライブ決定!
レンヌの家から湾までは、田舎の風景を満喫しつつゆったり車で1時間くらい
が、補給のため途中ガソリンスタンドに寄ったら、なんとガソリン供給関係のストが原因で順番待ちの長蛇の列。。。ここで1時間近くロス。。もうお国芸としか言いようがない^^;
そんな待ち時間も野次馬的に盛り上がり(笑)、やっとこ湾へ到着~♪
な ん と
そこには嵐がなかった。もしや寄り道とかしてるうちに去っちゃった?
しかも引き潮だったので、ぜんぜん波がない(涙)
まー、その潔い引きかたがこの湾の良さだよねーなんていいながら、パチリ。
引き潮で干潟状態の湾
遥か彼方のモン・サン・ミシェル
(何故かタージマハルを思い出す)
(何故かタージマハルを思い出す)
さらに、カンカール手前のsantier côtier(海沿い歩道)から
意外にも白い砂、明るい海。空模様はさておきここは沖縄?
対岸のモン・サン・ミシェルは雨模様
対岸のモン・サン・ミシェルは雨模様
潮干狩り(?)にいそしむおじさん発見
カンカールの町
相変わらず空の色には凄みがあって、それを映す海も激しく心を打つ。
近寄ってみると美しい白砂を見つけて驚く。
水もどこまでも澄んで、少しでも掻き回すのが惜しいような
そんな凛とした感じがする。
+ + +
おまけのGrouin岬 (ノルマンディーの先っちょとイギリス方向)
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